What Did You Learn In School Today

TITLE: What Did You Learn In School Today (ホワット・ディド・ユー・ラーン・イン・スクール・トゥデー)
AUTHOR: Tom Paxton (トム・パクストン)
PERFORMER: Tom Paxton  (トム・パクストン)

振り返って学校で何を習ったかなあ、と思い出してみると、まあ記憶力の悪いこと。その中でもたどっていくと片手であまるぐらいは思い出せます。

オドアケルは傭兵隊長であったということ。石綿金網を実験のときに使ったということ。

道徳的、倫理的なことは、教えてくださった先生方には申し訳ないのですが、全く記憶に残っていません。

そして、家に帰っても、何を習ってきたの、なんて親から聞かれたこともありません。いや、聞かれたことがあるのかもしれませんが、確実に答えてはいなかったと思われます。

その点、この歌に出てくる子はとても素直で、学校で習ってきたことをそのまま親に伝えられる純真な子です。そして、親も子供の言ったことをおそらく目を細めて聞いています。

それから、作者のトム・パクストンは、何一つ反抗的なことを発するわけでもありません。

時代を背景に、受け取る側が決めます。


What did you learn in school today
Dear little boy of mine
What did you learn in school today
Dear little boy of mine

I learned that Washington never told a lie
I learned that soldiers seldom die
I learned that everybody’s free
And that’s what the teacher said to me
And that’s what I learned in school today
That’s what I learned in school

What did you learn in school today
Dear little boy of mine
What did you learn in school today
Dear little boy of mine

I learned the policemen are my friends
I learned that justice never ends
I learned that murderers die for their crimes
Even if we make a mistake sometimes
And that’s what I learned in school today
That’s what I learned in school

What did you learn in school today
Dear little boy of mine
What did you learn in school today
Dear little boy of mine

I learned that war is not so bad
I learned about the great ones we had had
We fought in Germany and in France
And some day I might get my chance
And that’s what I learned in school today
That’s what I learned in school

What did you learn in school today
Dear little boy of mine
What did you learn in school today
Dear little boy of mine

I learned our government must be strong
It’s always right and never wrong
Our leaders are the finest men
And we elect them again and again
And that’s what I learned in school today
That’s what I learned in school


今日学校の勉強で
何を習ってきたのかな
今日学校の勉強で
何を習ってきたのかな

ワシントンは決して嘘はつかなかったって
兵隊さんはめったに死なないって
人は誰でも自由なんだって
先生が教えてくれたんだ
今日学校で習ってきたのはそんなこと
学校で習ってきたのはそんなこと

今日学校の勉強で
何を習ってきたのかな
今日学校の勉強で
何を習ってきたのかな

警察官はみんなの友達だって
正義が負けることは絶対ないって
人殺しは刑を受けて死ぬんだって
たまに間違うこともあるけどね
今日学校で習ってきたのはそんなこと
学校で習ってきたのはそんなこと

今日学校の勉強で
何を習ってきたのかな
今日学校の勉強で
何を習ってきたのかな

戦争はそんなに悪いものじゃないって
偉大な戦争をやってきたんだって
ドイツやフランスで戦争したって
チャンスがあればまたいつかって
今日学校で習ってきたのはそんなこと
学校で習ってきたのはそんなこと

今日学校の勉強で
何を習ってきたのかな
今日学校の勉強で
何を習ってきたのかな

我が政府は強いにきまってるって
いつも正しくて間違うわけがないって
リーダーはみんな最高の人って
だから何度も何度も選ぶんだって
今日学校で習ってきたのはそんなこと
学校で習ってきたのはそんなこと


◆ピート・シーガー

Father And Son

TITLE: Father And Son (ファーザー・アンド・サン)
AUTHOR: Cat Stevens (キャット・スティーブンス)
PERFORMER: Cat Stevens (キャット・スティーブンス)

カシアス・クレー(Cassius Clay)というボクシング選手がいました。その後、名前をモハメド・アリ(Muhammad Ali)にかえました。モハメド(ムハンマド)、アリ(アリー)からわかるように、イスラム教に入ったのです。

キャット・スティーブンス(Cat Stevens)も、イスラム教に改宗しました。名前をユスフ・イスラム(Yusuf Islam)としました。

そのキャット・スティーブンス、つまりユスフ・イスラムが若き日に書いた「ファーザー・アンド・サン」。どこにでもある父と息子の風景を描いたものです。ただ、どこにでもあるがゆえに心をうつのでしょう。


It’s not time to make a change
Just relax, take it easy
You’re still young, that’s your fault
There’s so much you have to know

Find a girl, settle down
If you want you can marry
Look at me, I am old
But I’m happy

I was once like you are now
And I know that it’s not easy
To be calm when you’ve found
Something going on

But take your time, think a lot
Why, think of everything you’ve got
For you will still be here tomorrow
But your dreams may not

How can I try to explain
When I do he turns away again
It’s always been the same
Same old story

From the moment I could talk
I was ordered to listen
Now there’s a way and I know
That I have to go away

I know I have to go

It’s not time to make a change
Just sit down, take it slowly
You’re still young, that’s your fault
There’s so much you have to know

Find a girl, settle down
If you want, you can marry
Look at me, I am old
But I’m happy

All the times that I cried
Keeping all the things I knew inside
It’s hard, but it’s harder
To ignore it

If they were right, I’d agree
But it’s them they know, not me
Now there’s a way and I know
That I have to go away

I know I have to go


まだ今のままでいいんだ
力を抜いて、おちついて
若いってことが仇になるけど
まだまだ勉強しなきゃならん

彼女みつけて、落ち着いて
結婚したければすればいい
みろ、父さんはこの年だ
でもこれでいいんだ

昔は今のお前みたいだった
これだってのが見つかったときに
落ち着いてもいられないのは
よく分かってる

でもちょっと待て、よく考えろ
頭をフル回転して考えろ
お前はまだ明日があるけど
夢は逃げるかもしれない

どう説明すればいいんだよ
説明しても聞いてくれないし
いつも同じ話ばっかり
また例のやつ

口を開けた瞬間から
話を聞けって言われて
そうだ、わかった
どこか行くしかないな

行くしかないんだな

まだ今のままでいいんだ
まず座れ、そう急ぐな
若いってことが仇になるけど
まだまだ勉強しなきゃならん

彼女みつけて、落ち着いて
結婚したければすればいい
みろ、父さんはこの年だ
でもこれでいいんだ

泣いている間ずっと
全部心のうちにしまってた
でも、そんなことより
ないふりするほうがむずかしい

大人が正しいけりゃ認めるけど
自分のことだけでこっちは無視して
そうだ、わかった
どこか行くしかないな

行くしかないんだな


◆キャット・スティーブンス

◆ユスフ・ムスリム

The Barnyards Of Delgaty

TITLE: The Barnyards Of Delgaty (ザ・バーンヤーズ・オブ・デルガティー)
AUTHOR:
PERFORMER: The Dubliners (ザ・ダブリナーズ)

昔、といってもどれぐらい昔か分かりませんが、スコットランドの独身男はいろいろな農家で期限労働をしていたようです。

そして、いい職を得る場所が「市場」でした。町の「市場」に行って、相手を見つけて、雇ってもらえるようにしたそうです。

農家には離れがあり、雇われ男はそこで一時的に暮らすのでした。労働力としては一人前の男たちが同じ屋根の下で寝起きを共にすると、それはもうたいへんで、...、歌でも作って歌ってないとやっていけなかったに違いありません。

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Turra [ターラ]: スコットランド、アバディンシャー(Aberdeenshire)にある町、英語表記はターリフ(Turrif)
Delgaty [デルガティー]: 上記ターラ(ターリフ)にある土地


As I cam in by Turra mairket
Turra mairket for tae fee
I fell in wi a wealthy fairmer
The barnyards o Delgaty

Lintin addie toorin addie
Lintin addie toorin ee
Lintin lowrin, lowrin, lowrin
The barnyards o Delgaty

He promised me the ae best pair
I ever set my een upon
But when I gaed doon tae the barnyards
There was naething there but skin an bane

Lintin addie toorin addie
Lintin addie toorin ee
Lintin lowrin, lowrin, lowrin
The barnyards o Delgaty

Well, the auld black horse sat on its rump
The auld white mare lay on her wime
And for all that I could hup an crack
They wudna rise at yokin time

Lintin addie toorin addie
Lintin addie toorin ee
Lintin lowrin, lowrin, lowrin
The barnyards o Delgaty

When I gae tae the kirk on Sunday
Monie’s the bonnie lass I see
Sittin by her faither’s side
An winkin o’er the pews at me

Lintin addie toorin addie
Lintin addie toorin ee
Lintin lowrin, lowrin, lowrin
The barnyards o Delgaty

I can drink an no be drunk
I can fecht an nae be slain
I can lie wi another man’s lass
An still be welcome tae my ain

Lintin addie toorin addie
Lintin addie toorin ee
Lintin lowrin, lowrin, lowrin
The barnyards o Delgaty

The cannle noo it is brunt oot
My snot is fairly on the wane
Fare ye weel ye barnyards
Ye’ll never caucht me here again

Lintin addie toorin addie
Lintin addie toorin ee
Lintin lowrin, lowrin, lowrin
The barnyards o Delgaty


ターラ市場にやってきた
職を探しにやってきた
金持ち農家と意気投合
一面緑のデルガティー

リンティナディー・トゥーリナディー
リンティナディー・トゥーリニー
リンティン・ローリン・ローリン・ローリン
一面緑のデルガティー

一番のやつを約束された
これまで見たことないようなやつ
農家の庭に行ってみると
骨と皮しか目に見えず

リンティナディー・トゥーリナディー
リンティナディー・トゥーリニー
リンティン・ローリン・ローリン・ローリン
一面緑のデルガティー

老いぼれ黒馬尻つけて
白いメス馬腹つけて
声掛けようが鞭で打とうが
頸木につながれ立ちゃしない

リンティナディー・トゥーリナディー
リンティナディー・トゥーリニー
リンティン・ローリン・ローリン・ローリン
一面緑のデルガティー

教会に行った日曜日
可愛い女が数知れず
横に父ちゃん座ってるのに
遠くの席からウインクが

リンティナディー・トゥーリナディー
リンティナディー・トゥーリニー
リンティン・ローリン・ローリン・ローリン
一面緑のデルガティー

酒は飲んでも飲まれない
剣は交えるが殺されぬ
他人の女と枕は交わせる
いつでもいいから待っている

リンティナディー・トゥーリナディー
リンティナディー・トゥーリニー
リンティン・ローリン・ローリン・ローリン
一面緑のデルガティー

蝋燭の火を吹いて消す
もうこの芯もあとわずか
さらば友よ緑の土地よ
ここで会うのはこれっきり

リンティナディー・トゥーリナディー
リンティナディー・トゥーリニー
リンティン・ローリン・ローリン・ローリン
一面緑のデルガティー


The Monto

TITLE: The Monto (ザ・モント)
AUTHOR: George Hodnett (ジョージ・ホドネット)
PERFORMER: The Dubliners (ザ・ダブリナーズ)

東武伊勢崎線で始発駅浅草からいくつめかに「玉の井」という駅がありました。ありました、というのは、今から20年ほど前に「東向島」という駅名に変更になったからです。

駅名が変更するにはそれなりの理由があるのでしょうが、情緒ある駅名だったのになあ、とひとり昔を懐かしんでおります。

それはさておき、アイルランドのダブリンで19世紀の終わりごろに起きた事件があります。「フェニックス・パーク事件」と呼ばれているのがそれです。

当時のアイルランドはイギリスに属しており、当然独立したいと思う人たちは数多くいたわけです。ところが、そう簡単には独立させません。

1882年5月、当時アイルランド国務相になりたてのフレデリック・キャベンディッシュ卿とトーマス・ヘンリー・バークがフェニックス・パークを歩いていると、暴力も厭わない過激派により殺されてしまいます。

この事件の首謀者の一人がジェームス・ケアリーという男で、何とこのケアリー、あろうことか仲間を警察に売って自分は罪を逃れます。

こうなると黙ってはいられないのが仲間たち、中でもパトリック・オドネルという人物は、このケアリーを射殺します。

裏切りはいけません。

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The Monto [ザ・モント]: アイルランドの首都ダブリンにあるモンゴメリー・ストリート(Montgomery Street)の愛称で赤線地帯(the red light district)だったところ
langaroo [ランガルー]: 何語であるかも意味も不詳、カンガルーしか頭に出てこないが、絶対にカンガルーではない
wing-o [ウィンゴー]:  1ペンス硬貨の愛称、日本人が「諭吉1枚」というようなものか
Ring-o [リンゴー]: リングセンド(Ringsend)、ダブリンを流れるリフィー川の河口の場所
Buckshot Forster [バックショト・フォースター]: ウィリアム・エドワード・フォースター(William Edward Forster)、フレデリック・キャベンディッシュ卿の前のアイルランド担当国務相、バックショットというあだ名は市民への発砲を許可したからといわれているが詳しくは不明
the Furry Glen [ザ・フーリー・グレン]: フェニックス・パーク(後述)内にある森林地帯
Carey [ケアリー]: ジェームス・ケアリー(James Carey)、フェニックス・パーク事件の首謀者の一人であるも仲間を警察に売って罪を逃れたとされる人物、残りの犯人は絞首刑
Skin the Goat [スキン・ザ・ゴート]: ジェームス・フィッツハリス(James Fitzharris)、フェニックス・パーク事件の実行犯を事件現場まで乗せていたとされる御者
O’Donnell [オドネル]: パトリック・オドネル(Patrick O’Donnell)、仲間を売ったジェームス・ケアリーを客船メルローズ号上でピストルで殺害した人物、のちに死刑
the Invincibles [ジ・インヴィンシブル]: IRB(Ireland Republican Brotherhood、アイルランド共和主義同盟)の中でも過激な先鋒役のグループで、そのリーダーがジェームス・ケアリー
the Dublin Fusiliers [ザ・ダブリン・フューザリエズ]: ロイヤル・ダブリン・フューザリエズ(Royal Dublin Fusiliers)、大英帝国の軍隊に所属するダブリン警護団
De Wet [デ・ウェット]: クリスチアン・デ・ウェット(Christian De Wet)、ボーア戦争時に活躍したボーア人の将軍
the Linen Hall [ザ・リネン・ホール]: 兵舎の名前ではないかと思われるが確証なし
Vicky [ヴィッキー]: ヴィクトリア女王(Queen Victoria)のこと
Czar of Russia [ツァー・オブ・ラシア]: ロシア皇帝
King of Prussia [キング・オブ・プルーシア]: プロイセン国王
the Phoenix [ザ・フィーニクス]: ダブリンにあるフィーニクス・パーク(Phoenix Park)、アイルランド語ではPáirc(=park) an(=of the) Fhionnuisce(fionn + uisce = clear water)、つまり「水がきれいな公園」というので、そのfionn(ヒン)とuisce(ウィスケ)から「ヒンウィスケ」→「ヒーニスケ」→「フィーニクス」になってもおかしくはないだろうという願望はある
The Wearin O’ The Green [ザ・ウェアリン・オ・ザ・グリーン]: アイルランドで昔から親しまれている曲の名、緑を身につけると大変なことになるぞ、という歌
the Queen [ザ・クウィーン]: 女王(ヴィクトリア女王)
Mister Me Lord Mayor [ミスター・ミ・ロード・メヤ]: 市長
póg mo thóin [ポーグマホーン]: póg(「キスをする」という意味の動詞の命令形)、mo(私の)、thóin(tóin「尻」がmoの後にきて音が変わったもの)で、全体では「私のお尻に口づけをしなさい」の意
liathróidi [リロージ]: アイルランド語のliathróid(玉)の複数形


Well if you’ve got a wing-o, take her up to Ring-o
Where the waxies sing-o all the day
If you’ve had your fill of porter and you can’t go any further
Give your man the order, back to the quay

And take her up to Monto, Monto, Monto
Take her up to Monto, langaroo, to you

You’ve heard of Buckshot Forster the dirty old imposter
He took a mot and lost her up the Furry Glen
He first put on his bowler and he buttoned up his trousers
And he whistled for a growler and he says, my man

Take me up to Monto, Monto, Monto
Take me up to Monto, langaroo, to you

Carey told on Skin the Goat, O’Donnell caught him on the boat
He wished he’d never been afloat, the dirty skite
It wasn’t very sensible to tell on the Invincibles
They stood up for their principles day and night

Be goin’ up to Monto, Monto, Monto
Be goin’ up to Monto, langaroo, to you

You see the Dublin Fusiliers, the dirty old bamboozaliers
De Wet’ll get the childer, one, two, three
Marching from the Linen Hall there’s one for every cannonball
And Vicky’s going to send them all o’er the sea

But first go up to Monto, Monto, Monto
First go up to Monto, langaroo, to you

When the Czar of Russia and the King of Prussia
Landed in the Phoenix in a big balloon
They asked the police band to play The Wearin’ O’ The Green
But the buggers in the depot didn’t know that tune

So they both went up to Monto, Monto, Monto
They both went up to Monto, langaroo, to you

The Queen she came to call on us, she wanted to see all of us
I’m glad she didn’t fall on us she’s eighteen stone
Mister Me Lord Mayor, says she, is this all you’ve got to show to me
Why, no ma’am, there’s some more to see, póg mo thóin

And he took her up to Monto, Monto, Monto
He took her up to Monto, langaroo, liathróidi to you


小銭があったら、リングに連れてってやれ
ろうそく屋さんが朝から晩まで歌ってるから
酒をかっくらって動けなくなったら
港に戻れと御者に言え

女はモント、モント、モント
女はモント、ランガルー

鹿玉フォースターは老いぼれ詐欺師
連れの女にフーリー・グレンで逃げられる
山高帽被ってチャックをあげて
口笛で馬車呼んで、なんてこった

連れてけモント、モント、モント
連れてけモント、ランガルー

山羊面密告ケリーがオドネルに海で捕まり
船に乗るんじゃなかった、汚ねえぞ
インビンシブル密告はやっちゃあいけない
昼夜を問わず行動原理は崩さない

これからモント、モント、モント
これからモント、ランガルー

あのダブリン警団は汚いうそつき野郎
デ・ウェット子供をさらって、ひーふーみー
リネンホールから行進、弾の数だけ人はいる
でビッキーに送りだされて海越える

でも、その前にモント、モント、モント
その前にモント、ランガールー

ロシアの皇帝にプロイセンの王様
フェニックスにでかい気球で降りてくる
警察楽団にウェアリングリーンをリクエスト
でも穴倉の虫けらどもにはトンチンカン

だから二人でモント、モント、モント
二人でモント、ランガールー

女王がお見えになり、会いたいと所望
下敷きにならなくて一安心の百貫デブ
市長さん、見るものはこれでもう全部かしら
何をおっしゃいますか、まだありますよ、ケツナメロ

で連れてけモント、モント、モント
連れてけモント、ランガルー、タマクラエ


◆ザ・ダブリナーズ(ルーク・ケリー)

◆ザ・ダブリナーズ(ルーク・ケリー)

◆ザ・ダブリナーズ(ロニー・ドリュー)

Bird On The Wire

TITLE: Bird On The Wire (バード・オン・ザ・ワイアー)
AUTHOR: Leonard Cohen (レナード・コーエン)
PERFORMER: Leonard Cohen  (レナード・コーエン)

電線の鳥で思い出すのは、伊東四郎かレナード・コーエン(Leonard Cohen)といっても過言ではないでしょう。レナード・コーエンは1934年生まれのカナダの詩人であり、かつシンガー・ソングライターとしても活躍しています。

1966年にリリースされたジュディー・コリンズ(Judy Collins)のLP『イン・マイ・ライフ』に収録されていたのがレナード・コーエンの「スザンヌ」という曲でした。

これがきっかけとなり、レナード・コーエンは注目されるようになったようです。

私が最初に「バード・オン・ザ・ワイアー」を聴いたのがティム・ハーディン(Tim Hardin)でした。これがきっかけとなり、レナード・コーエンのLPを何枚か買ったのを覚えています。


Like a bird on the wire
Like a drunk in a midnight choir
I have tried in my way to be free

Like a worm on a hook
Like a knight from some old fashioned book
I have saved all my ribbons for thee

If I, if I have been unkind
I hope that you can just let it go by
If I, if I have been untrue
I hope you know it was never to you

Like a baby, stillborn
Like a beast with his horn
I have torn everyone who reached out for me

But I swear by this song
And by all that I have done wrong
I will make it all up to thee

I saw a beggar leaning on his wooden crutch
He said to me, you must not ask for so much
And a pretty woman leaning in her darkened door
She cried to me, hey, why not ask for more

Oh like a bird on the wire
Like a drunk in a midnight choir
I have tried in my way to be free


電線にとまっている鳥みたいに
深夜の聖歌隊の酔いどれみたいに
なろうと自分なりにがんばってきた

釣り針にかけるミミズみたいに
古臭い本にでてくる騎士みたいに
リボンは全部とっておいた

ひどいことをしてきたというなら
水に流してくれるだけでいい
うそをついてきたというなら
君へのうそはひとつもなかったんだ

生きることない赤ん坊みたいに
角を携えたけだものみたいに
来るもの拒まず引き裂いてやった

今この歌を歌って誓うよ
過ちをすべて約束にかえる
これからはすべてをゆだねる

杖をついている乞食がこっちを見て
そんなにもの欲しそうにするなと言う
闇に浮かぶ扉にもたれかかるイカした女が
ねえ、もっとちょうだいは、と大声で言う

電線にとまっている鳥みたいに
深夜の聖歌隊の酔いどれみたいに
なろうと自分なりにがんばってきた


◆レナード・コーエン

◆ティム・ハーディン